学会年報『海運経済研究』第33号〜創刊号目次


1999年 第33号  1998年 第32号  1997年 第31号

1996年 第30号  1995年 第29号  1994年 第28号

1993年 第27号  1992年 第26号  1991年 第25号

1990年 第24号  1989年 第23号  1988年 第22号

1987年 第21号  1986年 第20号  1985年 第19号

1984年 第18号  1983年 第17号  1982年 第16号

1981年 第15号  1980年 第14号  1979年 第13号

1978年 第12号  1977年 第11号  1976年 第10号

1975年 第9号  1974年 第8号  1973年 第7号

1972年 第6号  1971年 第5号  1970年 第4号

1969年 第3号  1968年 第2号  1967年 創刊号


『海運経済研究』第33号(1999年)

統一論題 「アジア物流:展望と課題
―経済のグローバル化と国際物流(3)―」
 
アジア諸国海運の発達と海上物流戦略 山岸  寛(東京商船大学)
NCAのアジア展開と今後の課題 内山 拓郎(日本貨物航空(株))
日本家電のグローバル化とアジア物流の一断片 森村 竜友(三洋電機貿易(株))
上海・長江の物流インフラとコンテナ輸送 黄  リン(神戸大学)
アジア物流の構造変化と港間競争 稲垣  哲(ターミナルレポート社)
自由論題 
我が国海運業の国際化に関する国際経営論からの考察 遠藤 伸明(東京商船大学)
定期船経営とIT革新―SCMへの戦略的対応を巡って 星野 裕志(神戸大学)
東アジア域内の日本の海運市場―日中間のウエイト 山田 英夫((財)海事産業研究所)
韓国の中小製造業の3PL利用実態と利用要因に関する研究 朴 明燮(韓国釜慶大学)
車  相昊(韓国釜慶大学)
中国進出日系企業の立地と物流問題 芦田  誠(拓殖大学)
港湾活性化から見たモーダルシフトに関する基礎的研究 久保 雅義(神戸商船大学)
水上 裕之(新産業創造研究機構)
石田 憲治(神戸商船大学)
三木 楯彦(大阪産業大学)
船長のルート決定権とルーティング・サービスについての考察
―北太平洋西航ルートシミュレーション―
池田 宗雄(東海大学)
資  料 
東亞海運株式会社―中国・東南アジアを視野にした
わが国戦時国策海運会社の史料研究―
友田 謙一(法政大学)
書  評 
高田 富夫著『海運産業の成長分析』 下條 哲司(大阪産業大学)
小川  武著『不定期船と専用船―大量輸送の主役たち―』 宮下 國生(神戸大学)
長塚 誠治著『21世紀の海運と造船―世界と日本の動向―』 米田  博(船舶技術協会)
追 悼 文 
麻生平八郎先生を憶う 増井 健一(慶応大学名誉教授)

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『海運経済研究』第32号(1998年)

統一論題 「海運経営における戦略的提携
―経済のグローバル化と国際物流(2)―」
 
北米航路が日本船社に問いかけているもの
―日本型経済システムの変革と競争原理の功罪―
篠田 匡史(大阪商船三井船舶(株))
海運業における国際企業提携の戦略性と有効性
―戦略的提携の限界―
星野 裕志(日本郵船(株))
国際航空市場におけるアライアンスと競争 塩見 英治(中央大学)
航空貨物輸送産業における経営戦略
―機能統合と企業連携―
林  克彦(流通科学大学)
企業連合と企業結合
―主要コンテナ海運企業のROE分析―
松尾 慶助((有)松尾経営科学研究所)
グローバル・ロジスティクスと戦略的連携
―コンテナ船業の機能展望―
宮下 國生(神戸大学)
自由論題 
日本の国内海上物流の考察 野間  恒
フェリー航路の国内物流ネットワーク分析 勝原 光治郎(運輸省船舶技術研究所)
東北アジアの国際物流における釜山港 朴  明燮(韓国釜慶大学)
FFPについて 橋  望(関西大学)
国際航空アライアンスの現況・学説・政策展望 村上 英樹(神戸大学)
書  評 
吉田  茂著『現代日本海運業研究―成長と競争力の経済分析―』 寺田 一薫(東京商船大学)

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『海運経済研究』第31号(1997年)

創立30周年記念講演論文 
定期船経営について 新谷  功(前日本船主協会会長・川崎汽船(株)社長)
90年代における韓国の港湾施設
運営状況および港湾政策
朴  鉉奎(韓国海運学会代表・韓国海事問題研究所理事長)
台湾における港湾経営の民営化について 曾  國雄(台湾航運学会代表・国立台湾海洋大学教授)
統一論題 「経済のグローバル化と国際物流
―アジア・太平洋地域を中心にして―」
 
経済構造変化に対応した港湾および定期船海運サービスの供給 寺田 一薫(東京商船大学)
国際物流システムと国際複合輸送の展開
―物流概念の適用とその影響について―
小出 修三(明治大学)
日本対東南アジアの複合輸送 新納克広(奈良県立商科大学)
アジアの物流と航空輸送
―産業構造と輸送構造の変化―
石田 信博(大阪商業大学)
自由論題 
東アジアにおける国際貿易の拡大と国際物流
―アジアNIESを中心に―
汪  正仁(名古屋大学大学院生)
地域振興政策における国際化と航空
―沖縄をモデルケースとして―
戸崎  肇(帝京大学)
日本学術会議講演論文 
方向性を模索する現代海運
―市場・企業・政策の変化のなかで―
國領 英雄(大阪学院大学)
書  評 
片山邦雄著『近代日本海運とアジア』 山岸  寛(東京商船大学)

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『海運経済研究』第30号(1996年)

国家と海運 佐々木 誠治(神戸大学名誉教授)
統一論題 「21世紀に向けての日本海運(5)」 
T 経営と国際競争力 
定期船海運業の競争力構造の変貌 織田 政夫(東京商船大学)
わが国バルク海運経営と国際競争力 小川  武(第一中央汽船(株))
外航海運業と経営戦略 國領 英雄(神戸商船大学)
芦田  誠(拓殖大学)
日本海運業における市場戦略と経営効率 吉田  茂(神戸商船大学)
経営戦略と経営効率
―船籍と船員を中心として―
山岸  寛(東京商船大学)
U 産業組織の変革 
定期船市場の環境変化と海運同盟の変質 杉山 武彦(一橋大学)
国際物流システムの展望 宮下 國生(神戸大学)
陶  怡敏(広島経済大学)
石田 信博(大阪商業大学)
国際物流と港湾
―東アジアを中心に―
柴田 悦子(名城大学)
国際貨物輸送における空運と海運
―日本発輸出貨物をめぐる一考察―
村上 英樹(神戸大学)
原料輸送構造の変化と海運市場 諏訪  晃(第一中央汽船(株))
V 政策と秩序の模索 
転換期における海運政策の史的分析 富田 昌宏(神戸大学)
産業政策の展開と海運政策 高村 三郎((財)海事産業研究所)
EC共通海運政策とEC競争法の10年
―欧州委員会と船社の軋轢の根本的要因を探る―
松本  勇(長崎県立大学)
アジアの経済発展と海運政策
―政策と秩序の模索―
星野 裕志(神戸大学)
造船政策の潮流と海運 米田  博(船舶技術協会)
長塚 誠治((財)海事産業研究所)
書  評 
榎本喜三郎著『「便宜置籍船」問題論叢』 山本 泰督(大阪短期大学)
座 談 会 
学会創立30周年記念座談会 出 席 者:佐々木 誠治・東海林 滋
     織田 政夫・小川  武
     下條 哲司・山本 泰督
     國領 英雄
編集委員:宮下 國生(司会)
     富田 昌宏(編集)
     吉田  茂(記録)

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『海運経済研究』第29号(1995年)

統一論題 「国際競争と海運経営
―21世紀に向けての日本海運(4)―」
 
国際競争よりみたわが国バルク海運企業経営者の特性と問題点 小川  武(第一中央汽船(株))
日本外航海運の経営形態の将来 岩松 重裕(日本郵船(株))
海外主要海運企業集団の経営状況
―付・主要ポートオーソリティの経営比較―
松尾 慶助((有)松尾経営科学研究所)
単一オフショア海運の成立とその機構
―オフショア海運は日本海運の生命力を回復させるか―
武城 正長(広島商船高等専門学校)
自由論題 
日本海運業の成長と海運政策 吉田  茂(神戸商船大学)
先進国定期船海運の国際競争力
―超大型コンテナ船の基幹航路投入による影響について―
星野 裕志(神戸大学)
国際物流情報インフラ整備に関する理論 陶  怡敏(広島経済大学)
書  評 
宮下 國生著『日本の国際物流システム
―環境・基礎構造・展開過程―』
杉山 武彦(一橋大学)
山田 源次著『21世紀の海貨と物流』 柴田 悦子(名城大学)

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『海運経済研究』第28号(1994年)

統一論題 「環境変化と海運市場
―21世紀に向けての日本海運(3)―」
 
海運市場環境の変化と諸問題 織田 政夫(東京商船大学)
海運の再生,経営選択,収益確保の道
―需給バランスの考察―
山田 英夫((財)海事産業研究所)
スーパーコンファランスか競争政策か 大竹 邦弘(日本郵船(株))
21世紀に向けての我国バルクシッピング 諏訪  晃(第一中央汽船(株))
変革期における海運の対応
―19世紀末のイギリスの事例を中心として―
富田 昌宏(神戸大学)
自由論題 
ECの物流政策の変化と規制緩和 寺田 一薫(東京商船大学)
長距離フェリー事業の規制をめぐる諸問題 新納 克広(流通経済大学)
国内航空市場のクロスセクション分析
―内部補助構造の解明と路線再配分の影響の計測
村上 英樹(神戸大学)
書  評 
地田 知平著『日本海運の高度成長―昭和39年から48年まで―』 國領 英雄(神戸商船大学)
野間  恒著『豪華客船の文化史』 東海林 滋(関西大学)
追  悼 
元副会長 伊坂市助先生を偲んで 北見 俊郎(青山学院大学)

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『海運経済研究』第27号(1993年)

統一論題 「日本海運業の国際競争力
─21世紀に向けての日本海運(2)─」
 
日本海運業と国際競争力 國領 英雄(神戸商船大学)
日本海運業の国際競争力と要素生産性 吉田  茂(神戸商船大学)
国際海運における競争力の展開 山岸  寛(東京商船大学)
国際競争力と船員配乗 山本 泰督(神戸大学)
戦後における外航海運政策の一断面 小出 修三(明治大学)
自由論題 
途上国海運企業経営戦略のためのシミュレーション・モデル 宮本 三夫(海事国際協力センター)
日本近代海運の長江進出
─前史─
片山 邦雄(大阪学院大学)
ロジスティックスと総合物流 田   豊(神戸大学大学院生)
書  評 
米田  博著『海運近代化と造船』 富田 昌宏(神戸大学)
追  悼 
前副会長 高村忠也先生を偲んで 宮下 國生(神戸大学)

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『海運経済研究』第26号(1992年)

創立25周年記念講演論文 
海運における情報の役割 下條 哲司(甲南大学)
国際複合輸送の動向と課題 織田 政夫(東京商船大学)
統一論題 「21世紀に向けての日本海運」 
我が国 Bulk Shipping業の国際競争力と21世紀に向けての対応について 小川  武(第一中央汽船(株))
外国用船と経営規模の経済性 吉田  茂(神戸商船大学)
国際物流とロジスティックス・ネットワーク 宮下 國生(神戸大学)
わが国産業政策の展開と海運のレゾンデートル 高村 三郎((財)海事産業研究所)
海上労働力育成基盤の崩壊と再構築のための課題 雨宮 洋司(富山商船高等専門学校)
自由論題 
企業の成長論理と定期船社の経営 木村 武彦(名古屋港管理組合)
開発途上国の海運に対する基底認識に関する批判的考察 朴  明燮(韓国釜山水産大学校)
在来定期船同盟秩序の形成 陶  怡 敏(広島経済大学)
書  評 
J.O.Jansson and D.Shneerson, Liner Shipping Economics 村上 英樹(神戸大学)

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『海運経済研究』第25号(1991年)

統一論題 「海運同盟はどうなる」 
海運同盟と定期船市場政策について
―若干の覚え書―
東海林 滋(関西大学)
国際物流における産業組織の変質を巡って
―分析あるいは説明の現状に対する問題提起―
杉山 武彦(一橋大学)
国際複合輸送に対する海運同盟の抵抗 宮本 三夫(元UNCTAD)
ユーロコードとコンソーシアムに対するEC委員会の対応 松本  勇(長崎県立大学)
海運同盟に関する制度史的考察 後藤  伸(神奈川大学)
自由論題 
海運サービスの質と世界の船腹需給
―定期船海運を中心として―
山岸  寛(東京商船大学)
国際物流における航空輸送の進展とその要因
─アジア・太平洋地域を中心に─
石田 信博(大阪商業大学)
発展途上国におけるコンテナリゼーション
─タイ国の場合を中心として─
土井 正幸(神戸商科大学)
コンテナ貨物流動調査からみた港の勢力圏の研究 岡田 重豊(神戸港埠頭公社)
書  評 
大阪商船三井船舶(株)編『国際複合輸送の知識』
柴田悦子編『国際物流の経済学』
國領 英雄(神戸商船大学)

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『海運経済研究』第24号(1990年)

統一論題 「国際複合輸送の現代的課題」 
海運企業における戦略転換と組織改革
―日本企業の定期船事業を中心に―
吉田  茂(神戸商船大学)
欧州のインターモーダリズムと経営戦略 山岸  寛(東京商船大学)
製造業の国際物流戦略の基礎的研究 三木 楯彦(神戸商船大学)
国際複合輸送と総保険コスト 陶  怡敏(広島経済大学)
自由論題 
国際物流システムの動態 宮下 國生(神戸大学)
海運産業の発展と要素比率理論 高田 富夫(名古屋学院大学)
長期不況から脱出した海運造船 米田  博(バダックLNG輸送)
日本のコンテナ貨物量予測 岡田 重豊(神戸港埠頭公社)
物流環境の変化と内航海運 松尾 俊彦(広島商船高等専門学校)
書  評 
T. Chida and P. N. Davies, The Japanese Shipping and ShipbuildingIndustries :
A History of their Modern Growth
山本 泰督(神戸大学)

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『海運経済研究』第23号(1989年)

統一論題 「海運の構造転換」 
T 海運業と国際物流 
国際物流の多元構造 宮下 國生(神戸大学)
国際運輸業界の国際物流への対応 宮本 三夫(元UNCTAD)
国際物流と情報ネットワーク 陶  怡敏(広島経済大学)
U 環太平洋海運問題 
環太平洋圏における海上輸送構造
―東・東南アジア地域を中心として―
國領 英雄(神戸商船大学)
COSCOの経営管理体制に対する基本的諸問題 松本  勇(長崎県立国際経済大学)
中国海運の組織運営 小出 修三((財)海事産業研究所)
自由論題 
自国船積取比率決定のメカニズム
―行動分布モデルによる表現―
下條 哲司(甲南大学)
現代海運の構造についての試論 武城 正長(広島商船高等専門学校)
NVOCCの抬頭と国際複合輸送 木村 武彦(名古屋港管理組合)
追  悼 
元副会長 加地照義先生を偲んで 山本 泰督(神戸大学)

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『海運経済研究』第22号(1988年)

統一論題 「海運業の経営戦略」 
海運業における経営戦略 國領 英雄(神戸商船大学)
海運業の経営課題と実行可能性
― 諸戦略の性格および位置付け―
杉山 武彦(一橋大学)
海運企業の競争戦略 吉田  茂(神戸商船大学)
海運業における企業内分業と企業内統合 澤 喜司郎(山口大学)
オフショア海運と企業経営 山岸  寛(東京商船大学)
終身雇用制か期間雇用制か
―経営戦略としての船員雇用―
萩原 正彦(萩原マリンコンサルタンシィ)
自由論題 
内航海運をめぐる若干の問題 杉山 雅洋(早稲田大学)

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『海運経済研究』第21号(1987年)

統一論題 「定期船海運をめぐる諸問題」 
定期船市場の構造に関する最近の経済理論について(展望) 東海林 滋氏(関西大学)
定期船海運と国際複合輸送 織田 政夫(東京商船大学)
海運秩序の変化と海運同盟の動態
―展望と実証―
宮下 國生(神戸大学)
ローマ条約の競争規定と海運同盟 松本  勇氏(長崎県立国際経済大学)
カーゴ・シェアリング
―定期船同盟行動憲章条約第2条を中心として―
陶  怡敏(広島経済大学)
自由論題 
内航海運における産業内調整の意義と問題点 杉山 武彦(一橋大学)
海運企業における多国籍化と企業内国際分業 澤 喜司郎(山口大学)

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『海運経済研究』第20号(1986年)

巻頭言 
回顧と反省 佐々木 誠治(神戸大学)
統一論題 「海運研究の現代的課題」 
1 国際海運秩序と海運政策 
国連貿易開発会議を舞台とする海運貨物積取り調整の新動向 高村 忠也(摂南大学)
海運政策論の現代的課題 東海林 滋(関西大学)
海運政策環境の変化とその対応 織田 政夫(東京商船大学)
日本海運業の歴史的分析に関する諸問題 富田 昌宏(岡山商科大学)
2 海運市場 
定期船業の規制緩和と市場への作用 宮下 國生(神戸大学)
海運先物市場の分析 下條 哲司(甲南大学)
3 企業戦略 
海運産業と負の経営 岡庭  博(大阪産業大学名誉教授)
海運企業における製品市場戦略 吉田  茂(神戸商船大学)
海運企業の金融行動 國領 英雄(神戸商船大学)
独占資本の物流戦略の新展開と海運業 土居 靖範(立命館大学)
ロジスティックスと海運業 三木 楯彦(神戸商船大学)
4 労  働 
船員政策の現代的課題 武城 正長(広島商船高等専門学校)
日本船員の労働時間制の問題点
―船員法改正の必要性について―
篠原 陽一(海上労働科学研究所)
5 船舶・港湾 
港湾をめぐる現代的課題―コンテナ化と定期船港― 稲垣  哲(ターミナル・レポート社)
省エネ船の出現と海運造船不況 米田  博(バダックLNC輸送)
「港湾論」の現代的課題 北見 俊郎(青山学院大学)

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『海運経済研究』第19号(1985年)

論  文 
日本海運集約政策の終焉 小川  武(第一中央汽船(株))
米国新海運法の問題点 宮本 清四郎(専修大学)
国際会議の虚と実と
―国際法の法源としてのUNCTADの場において―
榎本 喜三郎(日本経済研究所)
EC共通海運政策の基本的な考え方 松本  勇(長崎県立国際経済大学)
「近代化船」政策と船舶運航技術教育の混迷 雨宮 洋司(富山商船高等専門学校)
イギリス冷蔵・冷凍肉輸入の開始と海上輸送の発展 1880−1910 梶本 元信(関西大学)
書  評 
中川敬一郎編『両大戦間の日本海事産業』 富田 昌宏(岡山商科大学)
武城正長著『海上労働法の研究』 柴田 悦子(大阪市立大学)
Clinton H. Whitehurst, Jr., The U.S. Merchant Marine :
In Search of an Enduring Maritime Policy
東海林 滋(関西大学)
座 談 会 
麻生平八郎先生を囲んで 出席者:麻生 平八郎
    古川 哲次郎
    鈴木  繁
    宮本清四郎(司会)
追  悼 
元副会長 野村寅三郎先生を偲んで 高村 忠也(摂南大学)

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『海運経済研究』第18号(1984年)

論  文 
外航海運活動の国民経済的評価 下條 哲司(神戸大学)
カーゴシェアリングと経済的厚生 高田 富夫(名古屋学院大学)
不確実性下の最適生産量とパートカーゴ 吉田  茂(神戸商船大学)
第一次世界大戦期におけるイギリス海運企業の大規模化と集中 澤 喜司郎(山口大学)
米国新海運法制定の意義 川上 博夫(大阪商船三井船舶(株))
資  料 
海上運送における荷受権について 松竹 秀雄(長崎大学)
書  評 
篠原 陽一著『帆船の社会史―イギリス船員の証言―』 雨宮 洋司(富山商船高等専門学校)
岡庭  博著『海上商人の足跡―冒険商人やら海賊やら―』 富田 昌宏(岡山商科大学)
日本海技協会編 津田滋・竹村英員・川原泰正著
『船長ハンドブック第10巻 傭船契約と海上物品運送契約』
國領 英雄(神戸商船大学)
座 談 会 
我が論文を語る……松本一郎氏 松本 一郎
前田 義信
下條 哲司
片山 邦雄
富田 昌宏
吉田  茂

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『海運経済研究』第17号(1983年)

自由論題 
英国商船隊の戦前水準への回復とその相対的地位 山岸  寛氏(東京商船大学)
船舶投資・船舶金融の基本問題 國領 英雄(神戸商船大学)
コンテナ船配船計画の研究 三木 楯彦(神戸商船大学)
船員制度近代化と海運・船員政策 武城 正長(広島商船高等専門学校)
「1969年民事責任条約」,「1971年国際基金条約」,油濁2条約の改正の動向について 斎藤 和夫(山下新日本汽船(株))
現地調査 
オセアニア諸港の現状と展望 佐々木 誠治(大阪産業大学)
新刊紹介 
米田博著『私の戦後海運造船史』 後藤 茂也((財)海事産業研究所)

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『海運経済研究』第16号(1982年)

自由論題 
バルク・カーゴ積み取り調整をめぐる動向 高村 忠也氏(神戸大学)
海運企業の成長行動 織田 政夫(東京商船大学)
海運市況変動と海運経営
―OperatorsとOwnersの用船戦略について―
小川  武(第一中央汽船(株))
海上運賃の変動メカニズム
―クロススペクトル分析を適用して―
高田 富夫(名古屋学院大学)
輸送能力からみた海運の生産性 國領 英雄(神戸商船大学)
港湾における生産性の考察 柴田 悦子(大阪市立大学)
20世紀初頭におけるイギリス造船業の基本的特質 澤 喜司郎(山口大学)
石油危機による世界の造船不況と日本の対応 米田  博(日本海事広報協会)

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『海運経済研究』第15号(1981年)

自由論題 
定期船政策における国際的対立構造
―同盟コード条約の政治経済学―
東海林 滋(関西大学)
定期船同盟憲章に関する予備的考察 織田 政夫(東京商船大学)
オイル・タンカー運賃水準の決定構造の変化
―オイル・ショックの影響を中心にして―
宮下 國生(神戸大学)
減速運航とPart ladenの分析 吉田  茂氏((財)海事産業研究所)
イギリス不定期汽船業の成立 澤 喜司郎(山口大学)
イギリス海運業・造船業の衰退要因 富田 昌宏(岡山商科大学)
「便宜置籍船」についての私見 萩原 正彦(萩原マリンコンサルタンシィ)
パキスタンの熱源開発と海運 飯田 秀雄(中央大学)
資  料 
二十世紀における米国海運政策の転回 平井 好一(元大阪商船)
書  評 
萩原 正彦著『傭船契約論』 國領 英雄(神戸商船大学)
西部 徹一著『海上労働科学のあゆみ―船員学33年史―』 武城 正長(広島商船高等専門学校)

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『海運経済研究』第14号(1980年)

論  文 
1980年代の海運 前田 義信(甲南大学)
戦争と日本近代海運業
―社船・社外船構造の展開を中心に―
佐々木 誠治(神戸大学)
便宜船員の歴史的考察
―労働力の国際移動,移民,外国人労働者との対比において―
篠原 陽一(海上労働科学研究所)
船舶技術革新の影響
―燃料消費量の逓減過程を中心として―
富田 昌宏(岡山商科大学)
地域動向の変化と海運 今野 修平(福井医科大学)
資  料 
米国海運の技術予測と技術評価 三木 楯彦(神戸商船大学)
書  評 
下條 哲司著『海上運賃の経済分析』 中西  睦(早稲田大学)
織田 政夫著『海運政策論』 東海林 滋(関西大学)

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『海運経済研究』第13号(1979年)

論  文 
船舶売買市場の分析 國領 英雄(神戸商船大学)
設備投資行動モデルの検討
―タンカー業を中心にして―
宮下 國生氏(神戸大学)
両大戦間期の海運市況 吉田  茂氏((財)海事産業研究所)
商社の船舶営業 米田  博(日本海事広報協会)
便宜置籍船の今日的な諸問題 山岸  寛(東京商船大学)
「船員法」の本質と船長の法的地位
―海運用役生産・経営管理との関連に注目して―
武城 正長(広島商船高等専門学校)
書  評 
宮下 國生著『海運市場論』 山田 浩之(京都大学)
篠原 陽一著『船員労働の技術論的考察―船員制度改革論批判―』 山本 泰督(神戸大学)

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『海運経済研究』第12号(1978年)

論  文 
設備投資計画の決定行動の計測
―バルク・キャリア業を中心にして―
宮下 國生(神戸大学)
海運・造船・鉄鋼の相互依存
―造船拳序説―
米田 博(川鉄商事(株))
内航海運の変容
―昭和30年代の分析―
土居 靖範(立命館大学)
韓国の海運と港湾に関する一考察 山村  学(明治学院大学)
過渡期の船員意識について 篠原 陽一(海上労働科学研究所)
15世紀ブリストルにおけるカニング家の海運・貿易活動 澤 喜司郎(関東学院大学)
書  評 
地田 知平著『海運産業論―船舶の技術進歩と海運業の構造― 東海林 滋(関西大学)
対談風座談会 
我が国における海運研究の足どり―野村・伊坂両先生を囲んで― 佐々木誠治・東海林滋・秋山一郎
追  悼 
小島昌太郎先生を偲ぶ 山田 浩之(京都大学)

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『海運経済研究』第11号(1977年)

論  文 
定期船運賃論の展望 東海林 滋(関西大学)
チャーターベースとハイヤーベース
―その起源・論理および応用について―
下條 哲司(神戸大学)
港費の分析:
海運コストモデルによるアプローチ
國領 英雄(神戸商船大学)
三木 楯彦(神戸商船大学)
海運用役需要の統計分析 高田 富夫(海事交通文化研究所)
OCP運賃率研究序説 飯田 秀雄(山下新日本汽船(株))
海運政策の基本に関する予備的考察 織田 政夫(東京商船大学)
18世紀における卸売商業と海運・貿易形態について
―スミス『国富論』(1776)を中心に―
澤 喜司郎(関東学院大学)
書  評 
西部 徹一著『日本の船員―新しい船員像をさぐる―』 山本 泰督(神戸大学)

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『海運経済研究』第10号(1976年)

統一論題 「市況」 
海運市況予測研究
―その展望と実用化―
下條 哲司(神戸大学)
市況変動における予想効果 吉田  茂((財)海事産業研究所)
戦後海運市況の規定要因 篠原 陽一(海上労働科学研究所)
海運経営と市況 小川  武氏(第一中央汽船(株))
海運市況と造船発注 赤羽 憲男((財)海事産業研究所)
自由論題 
海運成長の理論と海運経営 岡庭  博(三光汽船(株))
不定期船の滞港時間と費用 國領 英雄(神戸商船大学)
わが国の太平洋地域諸国間貿易と海運の動向 山村  学(明治学院大学)
資  料 
スターミーの『海運経済論』について 宮下 國生(神戸大学)
ノルウェー船員保険の概要
―外国船員への適用を含めて―
曽  國雄(神戸大学)
書  評 
織田 政夫著『海運経済論』 柴田 悦子(大阪市立大学)
(財)海事産業研究所編『戦後海運市況22年史』 米里 正明(日本郵船(株))

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『海運経済研究』第9号(1975年)

自由論題 
海運におけるナショナリズムとインターナショナリズム 岡庭  博(三光汽船(株))
運賃率の決定要因とその影響力 下條 哲司(神戸大学)
配船計画のOR的方法 三木 楯彦(神戸商船大学)
船員賃金交渉の推移と交渉団体間賃金格差 山本 泰督(神戸大学)
最近の船員雇用管理の特徴 篠原 陽一(海上労働科学研究所)
雨宮 洋司(富山商船高等専門学校)
ヘンリー・シュリーブの舟運企業家活動
―ミシシピー河舟運近代化の一節―
豊原 治郎(神戸商科大学)
書  評 
S.A. Lawrence, International Sea Transport: The Years Ahead 山岸  寛(東京商船大学)
木畑 公一著『便宜置籍船―海の多国籍企業』 今村  理(玉井商船(株))

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『海運経済研究』第8号(1974年)

研  究 
共同運輸会社の設立
―反三菱汽船勢力の結集―
加地 照義(神戸商科大学)
海運業における経営参加 高橋 秀雄(拓殖大学)
現代日本の海運経営者について 小川  武
碇泊期間の経済的側面 國領 英雄(日本海運集会所)
海運同盟と公共の利益
―ポートランド港ケースを中心に―
飯田 秀雄
戦後日本の海運政策の段階と性格 篠原 陽一(海上労働科学研究所)
資  料 
エネルギー問題と海運 その2 吉村 好治
書  評 
海事産業研究所編『発展途上国海運研究』総論,各論 松尾  進(インドネシア海事顧問団)
飯田 秀雄『海陸複合輸送の研究』 柴田 悦子(大阪市立大学)

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『海運経済研究』第7号(1973年)

研  究 
海運用役の計量化への一提案 下條 哲司(神戸商船大学)
海運市場における連鎖的需給代替行動の計量分析
―1961年〜1968年―
宮下 國生(神戸大学)
計画造船制度と今後の動向 山岸  寛(東京商船大学)
港湾における「公共性」の再検討 柴田 悦子(大阪市立大学)
内航海運の動態と構造
―内航海運業の再編成に関する一考察―
土居 靖範(港湾総合研究所)
日本鉄鋼業の発展と内航海運
―鉄鋼経済総論的な一考察―
山村  学(流通経済研究所)
長距離カーフェリー輸送のサービス特性について 杉山 雅洋(早稲田大学)
資  料 
エネルギー問題と海運 その1 吉村 好治
書  評 
K. M. Johnson, H. C. Garnett, The Economics of Containerisation 織田 政夫(東京商船大学)

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『海運経済研究』第6号(1972年)

研  究 
現代の海運構造について 麻生 平八郎(明治大学)
海運同盟と海陸通し運賃表の考察
―シートレイン社通し運賃表を中心として―
飯田 秀雄(山下新日本汽船(株))
カルテル理論と海運同盟
―Bennathan・Waltersの所説によせて―
東海林 滋(関西大学)
定期船運賃の適正基準について 宮本 三夫(大阪商船三井船舶(株))
技術革新と船内労働 壺井 玄剛(東京タンカー(株))
現代船員の社会意識について 篠原 陽一(海上労働科学研究所)
資  料 
UNCTAD(国連貿易開発会議)における海運問題の性格 萩原 正彦(ジャパンライン)
総トン数と載貨重量トンとの関係について 高村 三郎((財)海事産業研究所)
New Zealand,New Caledoniaしかして日本 吉村 好治
書  評 
東海林 滋著『海運論』 佐々木 誠治(神戸大学)

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『海運経済研究』第5号(1971年)

研  究 
海運コストの高騰と海運経営への影響 岡庭  博(三光汽船(株))
海運協議機構の設立をめぐって
―海運南北問題についての一考察―
高村 忠也(神戸大学)
海上労働科学の動向 西部 徹一(海上労働科学研究所)
ニューヨーク海運企業家・Charles Morgan 豊原 治郎(神戸商科大学)
海陸輸送の体系化と港湾の基本的問題 北見 俊郎(青山学院大学)
港湾運送の形成と展開
―海運貨物取扱機能を中心として―
喜多村 昌次郎(運輸港湾産業研究室)
衝突損害賠償金填補条項と曳船約款との関係について
―曳船約款第2条を中心として―
長谷 礼三(大正海上火災保険(株))
覚 え 書 
野島崎東方海域 吉村 好治
書  評 
Esra Bennathan and A.A. Walters, The Economics of Ocean Freight Rates 東海林 滋(関西大学)
座 談 会 
小島昌太郎先生を囲んで 小島 昌太郎
赤羽 憲男・秋山 一郎
古川 哲次郎・加地 照義
松本 一郎・宮下 國生
柴田 銀次郎・下條 哲司
東海林 滋・吉川 貫二

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『海運経済研究』第4号(1970年)

研  究 
海運市況の変化と長期契約の性格 岡庭  博(三光汽船(株))
外航輸送統計の電算化 米田  博(運輸省)
ザンマン「世界海運市場論」の経済学的基礎 宮下 國生(神戸大学)
新しい産業立地と内航海運の動向に関する予察的考察 今野 修平(運輸省)
地場船主の研究
―愛媛県波方町における地場船主の調査報告―
越智  優(大東運輸(株))
資  料 
海上コンテナ問題を中心として
―海運業の経営―
高橋 秀雄(流通経済大学)
船舶建造前の長期傭船契約
―その第三者との関係―
窪田  宏(神戸大学)
書  評 
D.H. Moreby, Personnel Management in Merchant Ships 斎藤 和夫(山下新日本汽船(株))

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『海運経済研究』第3号(1969年)

研  究 
海運市場構造の変容と海運市況 米里 正明(日本郵船(株))
配船の理論的考察 下條 哲司(神戸商船大学)
或る昭和初期のオーナー
―その経営についての考え方―
今村  理(玉井商船(株)・大同汽船(株))
北前船の労資関係 牧野 隆信(加賀聖城高校)
「広域港湾」と「ポート・オーソリティ」問題
―港湾近代化の理論的基礎―
北見 俊郎(関東学院大学)
資  料 
ホーバークラフトとその将来性 内田  勇(明治海運(株))
物的流通と内航海運 柴田 悦子(大阪市立大学)
ザンマンの海上運賃論 宮下 國生(神戸大学)
書  評 
Goss, R.O., Study in Maritime Economics 織田 政夫(東京商船大学)
麻生 平八郎著『海運論』 東海林 滋(関西大学)

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『海運経済研究』第2号(1968年)

研  究 
世界との比較におけるわが国の海運 米田  博(運輸省)
海運国際収支の意義についての再検討 岡庭  博(三光汽船(株))
距離,海運而して国民経済
―新しい距離表の必要性とその試み―
吉村 好治
海運経営における情報形成システム 下條 哲司(大阪産業大学)
船員の賃金体系について 柴田 悦子(大阪市立大学)
韓国海運の史的展開 本山  實(拓殖大学)
書  評 
National Research Council, National Academy of Science,
Shipboard Systems Costs: A Functional Analysis of Work Aboard Ship
山本 泰督(神戸大学)
追  悼 
佐波先生を偲ぶ 加地 照義(神戸商科大学)

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『海運経済研究』創刊号(1967年)

巻頭言 
研究年報の発刊に際して─日本海運経済学会の任務─ 小島 昌太郎(日本海運経済学会会長)
論 文 
国際海運市場の分断性と運賃 東海林 滋(神戸商船大学)
海運における距離・運賃・船型の相関
─輸入物資の輸送長距離化と海運界の適応策─
加地 照義(神戸商科大学)
地域流動構造とわが国内航海運の役割 米田  博(運輸省)
コンテナ化の背景と海運同盟の姿勢 宮本 清四郎(大阪商船三井船舶(株))
船員問題研究の方法論的考察 笹木  弘氏(東京商船大学)
書  評 
佐々木 誠治著『内航海運の実態』 中西 健一(大阪市立大学)
豊原 治郎著『アメリカ海運通商史研究』 井上 忠勝(神戸大学)
堀江保蔵編『海事経済史研究』 高村 忠也(神戸大学)
座 談 会 
佐波宣平先生を囲んで 吉川 貫二・松本 一郎
加地 照義・前田 義信
佐々木 誠治・谷山 新良
山田 浩之

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